明日は金融機関主催の新社会人セミナー。
接客応対や電話応対などで新人さんたちが戸惑うひとつが「言葉遣い」
社会人の基本とまで言われている敬語の使い方ですが、我々も使いこなしているのか疑問です。
「見てください」⇒「ご覧いただけますでしょうか」「ご覧ください」
「食べてください」⇒「お召し上がりください」
「お座りください」⇒「おかけください」
日常仕事を離れた生活では殆ど使わない言葉ですので、「見てください」や「食べてください」と言ってしまいます。せめて上記の言葉ぐらいはサラリと言いたいものです。
「○○様はいらっしゃいますか?」⇒「○○様はお手すきでしょうか」
電話応対の際、「いらっしゃいますか?」でも丁寧なのですが、より丁寧に表現するのが「お手すきでしょうか」になります。初めて電話をかける相手や、会ったことの無い相手にはこの言い方が基本です。
「結構です」⇒「どうぞお気遣いなく」
ことわる時の敬語として「結構です」は間違いではありませんが、相手にきつく受け取られてしまう場合があります。
敬語は自分をより良く見せ、相手に不快感を与えないためのツールと言われていますが、状況に応じて使い分けていくセンスや、相手をひきつける人間的魅力が欠かせないポイントだと思います。