過去数回ご紹介しているものです。
あらためて、今、ここ、自分ですね。
「時は今」
お前はろくでなしか。 いつになったらやるんだ。一体、何が起きなきゃならないのだ。そのために家族が死ななければならないのか。 会社がつぶれなくてはならないのか。ガンの宣告を受けなければならないのか。
学校を出れば・・・ いい職につければ・・・ 結婚したら・・・ 子供ができたら・・・ 金ができれば・・・ 運がめぐってきたら・・・ そういっていったい何年経ったんだ。そのうち、そのうちと延ばし延ばしで一体何年生きてきたんだ。
時は今しかないじゃないか。いまだかって明日の朝 顔を洗った事のある奴は一人もいないじゃないか。人は皆、自分の人生を考える事を延ばして周囲の事ばかり、他人の事ばかり気にかけて、そして批判をしている環境評論家ばかりじゃないか。
それを周囲の人と調和しているんだとトンチンカンな事を言っているんじゃないのか。 それを人のためといって、自分をごまかしているんじゃないのか。 色々と言い訳をいって環境に埋没してはいないか。お前は一体いつになったら自分の人生を、真剣に生き始めるのだ。
人のせいにしている時は過ぎた。環境のせいだからといって、それでお前の一生が不満に塗りたくられてそれで終りでいいのか。親のせいにして、不満足な自分で一生を過ごすのか。何かのせいにする時は過ぎた。過去はないのだ。お前がかってに思い出しているだけではないか。不満を改善するために、自分をより成長させるために今、この時が与えられているのだ。
過去の妄想を忘れ、素晴らしい未来のために今を生きようではないか。それをするのは他でもない、お前なのだ。その時は、今しかないのだよ。
作者不明 大阪北新地 クラブ「のらくろ」で