老子の言葉に
「上士に道を聞けば大いにこれを行なう。中士に道を聞けば、大いにこれを惑う。下士に道を聞けば、大いにこれを笑う。笑わざれば、もって道となすに足らず」
とあります。
研修現場はこのような光景がよく見られます。
ひとつのターゲット(研修における課題)を提示すると、受講されている方々のタイプがこの3つに分かれるのです。
①「こんなの無理だよ、できるわけがない」・・・下士
②「えー、どうしよう、何をすればいいの」・・・中士
③「できる方法を考え始める」・・・上士
①は従来の習慣、方法に固執、つまり固定観念があること、②は、戸惑ってばかりで行動に移さない、③は即実行し結果を確かめていくタイプです。
職場で期待される存在、自己成長するタイプは「上士人間」です。