X理論・Y理論

アメリカの心理学者であるD.mcGregor は

「人をあつかう管理職は人間の本性を知らなくてはならない」としてX理論、Y理論を説きました。

X理論とは、「人間は、生まれながら怠け者であり、仕事が嫌いである。管理者は、部下を働かせるため権力を用いて強制・命令・統制し、アメとムチを使って管理しなければならない。通常、人間は凡庸であり、信念を持たず、命令されることを好み、責任を回避し、安全第一を望んでいる」

Y理論とは、「人間が仕事をするのは遊びや休養と同じく人間の本性である。安全第一、責任逃れ、志がないことは人間の本性ではない。条件しだいで人間は自ら進んで責任を取り、納得した目標には自らにムチ打って働く。そして働く人々に重要なのは、自我の欲求や自己実現の欲求を満たすことである」


一方的な命令や指示による管理に頼ったのでは部下はやる気を失います。

部下の可能性を信じて、思い切って任せることにより、部下は自分で考え、熱意ある行動をして、達成感を味わう・・

部下自らが目標の設定ができる職場環境づくりが管理者の使命(役割)のひとつになります。




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