「他人が自分を認めてくれないことを気にかけるな。自分が他人を理解し得ないことを気に病むことだ」
「人を知る」ことの大切さを言ったものです。
自分を理解して認めてくれる人がいない、と自分の力の足りないことを他人のせいにする人がいます。これは本末転倒。このような人間は他人の力や人間性を理解していないことが多いため、自分勝手な言動も目立ちます。
研修中、あるいは終了後にいろいろな相談をいただくことがあります。よくある質問が
「上司が私を認めてくれません」
「評価が低く実力を見ようとしてくれません」
「上司のホンネは私のことが嫌いなのかも」
そのような時、この論語の一説を伝え、先ずはあなた自身が上司を理解する努力をしてみましょうと伝えています。
人を好き(理解する)になる努力、人に好かれる努力は人間関係構築の大切なポイントだと思います。